ブログ blog page

企画展「幕末群雄伝」資料紹介3

2024-05-16 (Thu) 15:16
開催中の企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち―」より、注目資料を紹介します。今回は「中山忠光和歌短冊」です。

中山忠光和歌短冊





















































中山忠光は、弘化2年(1845)年、公家の中山忠能の子として京都で誕生。後に、中山家を訪れた萩藩の久坂玄瑞や土佐藩の武市瑞山、吉村寅太郎らとの交流などを通して、尊王攘夷の思いを強く抱くようになりました。
文久3年(1863)3月には、中山邸を出奔。攘夷戦勃発直前の下関に入って、久坂玄瑞ら光明寺党の首領となり、自ら台場へ赴くなど攘夷戦に携わります、
同年6月には帰京しますが、8月に再度出奔し、吉村寅太郎らとともに、天皇の大和行幸の魁となるため大和国にて挙兵。五條代官所を襲撃して拠点としましたが、その後高取藩と交戦して敗走し、長州へと落ち延びました(天誅組の変)。同年11月より長府藩の保護下で潜伏生活に入りましたが、元治元年(1864)、田耕村にて暗殺されてしまいます。
 
本資料は、中山忠光が短冊に自らの次の和歌を記したものです。
<夷狄らと 友に東夷も たをさねハ いかて御国の けかれすゝかん>
 
「夷狄」(外敵)とともに「東夷」(京都の公家らが東国の武士のことを呼んだ語)を打ち払い、天皇の治める御国の穢れをすすがねばならないという決意が詠まれており、忠光の原動力となった尊王の強い思いをうかがうことができます。
この記事を表示

企画展「幕末群雄伝」資料紹介2

2024-05-04 (Sat) 11:05
開催中の企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち―」より、注目資料を紹介します。今回は「高杉晋作書状大田市之進ほか7名宛」です。  こちらは、慶応元年(1865)2月23日付けの高...
記事全文を読む

企画展「幕末群雄伝」資料紹介1

2024-04-27 (Sat) 09:58
開催中の企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち―」より、注目資料を紹介します。今回は「吉田松陰所用日本近辺図」です。吉田松陰が用いた当時の日本近辺の地図で、企画展では小笠原諸島と琉球の図を展示してい...
記事全文を読む

企画展「幕末群雄伝」関連講座の追加開催について

2024-04-22 (Mon) 13:07
企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち―」の関連講座について、好評につきすべての回が満席となりました。たくさんのお申し込みをいただき、ありがとうございます。引き続き多くのお申し込みをいただいているた...
記事全文を読む

企画展「幕末群雄伝」がはじまりました

2024-04-20 (Sat) 09:13
4月19日(金)より、企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち―」が開幕しました。 本展は、当館が収蔵する幕末の志士たちの遺品・遺墨を多数展示し、下関に集った志士たちをご紹介するものです。吉...
記事全文を読む

企画展「清末毛利家」終了

2024-04-15 (Mon) 14:54
企画展「清末毛利家―毛利一族を救った知られざる大名―」は、昨日で閉幕となりました。ご観覧いただいたみなさま、ありがとうございました。パンフレットは、引き続き販売いたしますので、見逃した方はぜひご覧くだ...
記事全文を読む

企画展「清末毛利家」(3)

2024-03-20 (Wed) 08:47
企画展「清末毛利家」出品資料紹介。こちらは、清末藩家老内藤家に伝来した清末毛利家の系図です。平城天皇から始まり、鎌倉幕府の草創期に活躍した大江広元や、戦国時代に毛利氏を飛躍させた毛利元就らを経て、初代...
記事全文を読む

企画展「清末毛利家」(2)

2024-03-10 (Sun) 09:33
企画展「清末毛利家」出品資料紹介。こちらは、承応2年(1653)7月に、小田原藩主稲葉正則が江戸幕府大老へ送った書状の写しです。この月、2代長府藩主毛利光広が、4歳の息子右京を遺して死去しており、本資...
記事全文を読む

企画展「清末毛利家」(1)

2024-02-24 (Sat) 09:13
現在開催中の企画展「清末毛利家―毛利一族を救った知られざる大名―」では、展示内容などを紹介したパンフレット(1部200円)を販売しております。主な展示資料の図版や出品目録のほか、「2代目となるはずだっ...
記事全文を読む

企画展「清末毛利家」開幕しました

2024-02-16 (Fri) 17:12
本日から企画展「清末毛利家―毛利一族を救った知られざる大名―」が始まりました。わずか1万石の大名ながら、毛利一族のなかで確かな存在感を示した清末毛利家の歴史を紹介します。企画展に合わせて、展示の内容や...
記事全文を読む

Contents menu

RSS Category

博物館資料の特別観覧について

​学術研究および地域学習などに資するため、博物館資料の特別閲覧等のサービスを行っています。画像等の貸出・掲載、収蔵品の撮影・熟覧等に際しては、事前に観覧日の予約および特別観覧の申請が必要になりますので、博物館までご連絡ください。なお、特別観覧には別途料金が必要になります。区分特別観覧料(1­件につき)熟覧1­日2­1­0­円模写、模造等1­日1­,0­4­0­円撮影等モノクローム学術研究を目的とする場合1­回1­5­0­円出版等収益を伴う場合1­回1­,5­7­0­円カラー学術研究を目的とする場合1­回3­1­0­円出版等収益を伴う場合1­回3­,1­7­0­円複製1­回2­2­0­,0­0­0­円備考1.「1日」とは、博物館に入館して退館するまでとなります。2.「1回」とは、.­.­.­
ページ最上部へ