海峡に育まれた下関の歴史と文化
-海峡の歴史に未来が見える​-
 
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NEWS

2024-10-20 特別展おすすめ資料(3)
皆さん、こんにちは!今回も、現在開催中の特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史第3章ー」から、おすすめの資料をご紹介します。この画像は、長府藩家老細川家の祖である細川通董(みちただ)の肖像画で、通董の菩提寺である長川寺(岡山県浅口市)に伝わったものです。長府藩家老細川家は、もともと室町幕府の重鎮である細川家の一族で、代々下野守を名乗ったことから、「細川野州家」と呼ばれています。細川野州家は現在の岡山県浅口市付近を領しており、戦国時代には毛利氏と協力して勢力をのばしました。通董は、毛利元就の4男元清の娘を後継者元通の妻として迎え、元清やその兄小早川隆景と連携しています。実は、通董は毛利軍の一員とし...
2024-10-14 特別展おすすめ資料(2)
皆さん、こんにちは!今回も、現在開催中の特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史第3章ー」から、おすすめの資料をご紹介します。この資料は、毛利元就と輝元に宛てて出された織田信長の書状で、毛利氏の一門として扱われた宍戸家に伝わり、現在は山口県文書館の所蔵品となっています。毛利氏と織田氏は、当初は友好な関係を築いていました。これは、両氏が、ともに備前の浦上宗景や宗景の主筋の赤松義祐、あるいは阿波の三好氏と敵対していたことによります。ところが、毛利氏と織田氏の関係は、両氏の境目地域の領主たちの対立の影響などから次第に悪化し、ついに軍事的に衝突するに至るのです。この書状は、信長が阿波の篠原長房のことなどを...
2024-10-06 特別展おすすめ資料(1)
皆さん、こんにちは!今回は、現在開催中の特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史第3章ー」から、おすすめの資料をご紹介します。今回ご紹介するのは、豊臣秀吉の肖像画で、備中足守藩主木下家の菩提寺である大光寺に伝わったものです。足守藩主木下家は、秀吉の正室北政所の兄杉原孫兵衛が、義弟秀吉の名字を名乗り、木下家定と改名したことに始まります。ちなみに、小早川隆景の養子となって小早川家を継ぎ、関ヶ原の合戦で東軍についた秀秋は、家定の実子にあたります。この画像は江戸時代のもので、没後神(「豊国大明神」)として祀られた秀吉を描いています。山口県下初公開資料であり、展示期間中は通期で展示していますので、ぜひこの機...
2024-10-04 2024年度秋季特別展開幕!
皆さん、こんにちは!本日から、2024年度秋季特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史第3章ー」が始まりました。開会にあたりセレモニーが行われ、開会式にお越しいただいた方を対象とした展示解説を行いました。特別展は、10月4日(金)から12月1日(日)までを会期としており、11月4日(月・振休)までを前期、11月6日(水)からを後期として、一部展示替えを行います。山口県下初公開資料を多数展示しておりますので、ぜひこの機会にご観覧ください。本ブログでは、今後特別展の注目資料などをご紹介する予定ですので、そちらもお楽しみに!
2024-09-30 特別展「攘夷と海峡」終了
下関戦争160年記念特別展「攘夷と海峡」は、9月29日をもって終了いたしました。ご観覧・ご協力いただき、ありがとうございました。もし見逃してしまったという方は、パンフレットを販売しておりますので刊行物・グッズのページをご覧ください。 次回の展示は、特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史第3章ー」です。10月4日の開幕をお楽しみに!
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博物館資料の特別観覧について

​学術研究および地域学習などに資するため、博物館資料の特別閲覧等のサービスを行っています。画像等の貸出・掲載、収蔵品の撮影・熟覧等に際しては、事前に観覧日の予約および特別観覧の申請が必要になりますので、博物館までご連絡ください。なお、特別観覧には別途料金が必要になります。区分特別観覧料(1­件につき)熟覧1­日2­1­0­円模写、模造等1­日1­,0­4­0­円撮影等モノクローム学術研究を目的とする場合1­回1­5­0­円出版等収益を伴う場合1­回1­,5­7­0­円カラー学術研究を目的とする場合1­回3­1­0­円出版等収益を伴う場合1­回3­,1­7­0­円複製1­回2­2­0­,0­0­0­円備考1.「1日」とは、博物館に入館して退館するまでとなります。2.「1回」とは、.­.­.­
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