展示情報
展示内容のご案内
令和6年度 特別展示・企画展示スケジュール
特別展示・企画展示
展示名称 |
期間 |
企画展「清末毛利家―毛利一族を救った知られざる大名―」 |
令和6年2月16日(金)~4月14日(日) |
企画展「幕末群雄伝―下関に集った志士たち」 |
令和6年4月19日(金)~6月2日(日) |
企画展「菊舎 旅と友を愛したひと―ふるさと編―」 |
令和6年6月7日(金)~7月21日(日) |
下関戦争160年記念特別展「攘夷と海峡」 |
令和6年7月26日(金)~9月29日(日) |
特別展「天下人との邂逅―海峡の戦国史 第3章―」 |
令和6年10月4日(金)~令和6年12月1日(日) |
企画展「毛利元敏―趣味と郷土を愛した最後の殿様―」 |
令和6年12月6日(金)~令和7年2月9日(日)
(12月28日~1月4日休館) |
企画展「神と仏の物語―長府寺社巡り―」 |
令和7年2月14日(金)~4月13日(日) |
※企画展示・特別展示のスケジュールについては、下関市立歴史博物館スケジュール2024・下関市立東行記念館年間スケジュール2024をダウンロードしてください。
※特別展示の観覧料は、別に定めます。
※展示名称は仮称であり、会期は予定であるため、変更する場合がございます。
現在開催中の展示
下関戦争160年記念特別展「攘夷と海峡」
欧米列強のアジア進出をきっかけに、対外関係が緊張した幕末。幕府の外交方針や内政への反発、開国による物価高騰などにより政治・社会が混乱する中、日本各地で外国勢力を打ち払う「攘夷」を求める声が高まりました。
攘夷の機運が最高潮に達していた文久3年(1863)、ここ下関はまさに攘夷実行の舞台となります。長州藩は、下関海峡でアメリカ商船を砲撃し、続けてフランス・オランダの軍艦をも攻撃。翌元治元年(1864)8月には、海峡でイギリス・フランス・オランダ・アメリカの連合艦隊と長州藩との間に下関戦争が開戦しました。長州藩だけでなく、幕府・朝廷・欧米諸国などそれぞれの立場・思惑を背景に起こったこれらの戦いは、長州藩の対外・軍事方針の転換のみならず、幕府の対外政策など、国内全体に大きな影響を及ぼすこととなります。
本展は、本年が下関戦争より160年にあたることを記念し、開催するものです。海峡での攘夷戦はなぜ起こり、結果として何を遺したのか。資料を通じ、戦争の背景や戦況に迫ります。
<会期>
令和6年7月26日(金)から令和6年9月29日(日)まで
<会場>
下関市立歴史博物館 企画展示室
(下関市長府川端二丁目2番27号)
<休館日>
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
<観覧料>
一般:500円(400円) 大学生等:300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料250円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)
<会期中のイベント>
1.関連講座
演題:(1)「下関戦争の背景―それぞれの思惑―」
(2)「高杉晋作と下関戦争」
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 稲益あゆみ
日時:(1)8月20日(火)、8月24日(土)
(2)9月11日(水)、9月14日(土)
各日10:30~11:30
※追記
上記講座はすべて満席となりました。
追加で以下の日時に開催します。
(1)8月20日(火)
(2)9月14日(土)
各日13:30〜14:30
場所:下関市立歴史博物館
料金:資料代300円
定員:各回35名(予約制、先着順)
予約:歴史博物館へ電話または博物館受付にて申込み
7月26日9時30分より受付開始
2.展示解説
日時:8月20日(火)、8月24日(土)、9月11日(水)、9月14日(土)
各日11:40〜12:10
8月20日、9月14日は、14:40〜15:10にも実施
※講座終了後に実施するため、開始時間が前後することがあります
場所:下関市立歴史博物館企画展示室
料金:特別展観覧料
予約:不要※講座を聴講しない方もご参加いただけます
次回開催の展示
特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史 第3章ー」
下関に進出した毛利氏は、北部九州をめぐって大友氏と衝突した。10年余に及ぶ戦いを経て、毛利氏は九州から撤退することになり、さらに支柱である毛利元就の病没という試練に見舞われる。叔父吉川元春、小早川隆景の補佐を受けた若き当主輝元のもと、毛利氏の戦いの舞台は東方へと移っていく。
敵対する勢力との激しい戦いが続くなか、元就の4男元清は、居城としていた安芸桜尾城に加え、備中猿掛城をも預かることになり、毛利氏の東部戦線の一翼を担って活躍する。また、この時元清とともに戦った中国地方の領主たちのなかには、のちに元清の子息秀元を支えていく者も含まれていた。
東進を続ける毛利氏は、畿内を押さえて一大勢力となっていた織田信長と相対する。当初は友好な関係を築いていた毛利氏と織田氏であったが、次第に周辺の領主を巻き込んで対立を深め、ついに決戦の火ぶたが切られることになった。
本展示では、毛利氏と天下人への道を突き進む織田信長や羽柴(豊臣)秀吉との戦いを軸に、毛利元清や長府藩士の祖先たちの動向を紹介する。
<会期>
令和6年10月4日(金)から令和6年12月1日(日)まで
<会場>
下関市立歴史博物館 企画展示室
(下関市長府川端二丁目2番27号)
<休館日>
毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
<観覧料>
一般:700円(560円) 大学生等:400円(320円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料350円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)
<会期中のイベント>
関連講座
演題:(1)「毛利氏と天下人」
(2)「祖先たちの戦国史ー長府藩家老家を中心にー」
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 岡松仁
日時:(1)10月13日(日)、10月16日(水)
(2)11月21日(木)、11月24日(日)
各日10:30~11:30
場所:下関市立歴史博物館
料金:資料代300円
定員:各回35名(予約制、先着順)
予約:歴史博物館へ電話または博物館受付にて申込み
10月4日9時30分より受付開始