企画展「サムライの装い―下関ゆかりの武具―」


<会期>
令和4年5月13日(金)~7月10日(日)
<内容>
己の生死を賭けて戦陣に立った武士たち。彼らが用いた刀剣や甲冑などの武具は、実戦のなかで機能的に進化していきました。江戸時代に入り戦乱がやむと、武具には主に権力や武威の象徴としての役割が求められます。いつの時代においても武具には、当時の技術力の粋が集められました。
下関市域には、この地の職人たちが作り上げた武具や、長府毛利家・清末毛利家ゆかりの武具などが伝えられています。本展覧会では、それらの武具を紹介します。下関ゆかりの武具を通じて、それぞれの時代の武のカタチに触れていただければ幸いです。
チラシのダウンロードは
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<見どころ>
★「鉄錆地五十八間筋兜」(住吉神社蔵)
初代長府藩主毛利秀元所用の兜。藩祖ゆかりの武具として長府毛利家に伝えられ、住吉神社に奉納されたものです。
★「青地一文字三星五七桐沢潟菫紋散直垂」(下関市立歴史博物館蔵)
12代長府藩主毛利元運・13代長府藩主毛利元周所用の直垂。長府毛利家の家紋が散りばめられています。また、この直垂を着用した元周の画像も遺されています。
★「鉄錆地六十四間筋兜 紫糸威二枚胴具足」(下関市立歴史博物館蔵)
長府毛利家伝来の甲冑。前立などに同家の家紋である五七桐があしらわれています。また、軽量化のために、所々に鉄ではなく革が使用されています。
<出品資料>
出品資料の目録は
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<展示パンフレットの販売>
出品資料の図版や解説、コラムなどを掲載したパンフレットを販売します。
ご購入は
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<会期中のイベント>
展示解説会
6月4日(土)・6月12日(日)・6月19日(日)・6月22日(水)・6月25日(土)
各日13時30分~14時10分
担当:当館学芸員 松田和也
※予約不要。
※内容はいずれも同じです。
※参加人数が多い場合、複数回に分けて実施する場合があります。
<休館日>
毎週月曜日
<観覧料>
一般:210円(160円) 大学生等:100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料