企画展「毛利元敏―趣味と郷土を愛した最後の殿様―」
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<会期>
令和6年12月6日(金)~令和7年2月9日(日)
<内容>
毛利元敏は、現在の下関市域の大部分を治めた長府藩の14代藩主です。最後の長府藩主となった元敏は、豊浦藩知事を経て、明治4年(1871)の廃藩置県によって東京へ移住。移住後は、イギリス留学を経験し、農場を経営するなど、華族として新たな人生を歩みました。
しかし、郷土への想いは絶ち難く、明治24年(1891)に東京から長府へ帰住しました。長府では、自らの居宅として長府毛利邸を建設。長府毛利邸は、現在下関市の観光地の1つとして知られます。また、近隣の学校に寄附をおこなうなど、郷土に様々な足跡を遺しました。さらに、元敏は和歌を始めとして気象観測や洋食など多彩な趣味を嗜み、それらを通じた郷土の人々との交流も盛んでした。
本展覧会では、江戸から明治という時代の大きな転換期を生きた元敏の生涯を辿るとともに、彼の個性や郷土への想いなどを紹介します。
出品目録は
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<企画展パンフレット>
1部200円
主な出品資料の図版・解説や長府毛利邸の図面、毛利元敏の略年表などを収めたパンフレットを販売しています。展示と合わせてぜひご覧ください。
郵送販売は
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<会期中のイベント>
■企画展関連講座 最後の長府藩主毛利元敏―その素顔と郷土への想い―
日時:令和7年1月15日(水)10:30〜11:30
1月19日(日)
13:30~14:30 ※1月19日の講座は当初より時間が変更になりました。
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 松田和也
場所:下関市立歴史博物館 ガイダンス交流室
定員:各回35名 要予約
令和6年12月6日(金)9:30より電話、または歴史博物館受付にて受付開始
資料代:300円
■下関市立豊浦小学校6年2組とのコラボ企画の実施
下関市立豊浦小学校6年2組の児童による企画展関連動画の発信や、児童が作成したキャ
プションの設置などを実施します。
<休館日>
毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月28日~1月4日)
<観覧料>
一般:210円(160円) 大学生等:100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)
企画展「神と仏の物語ー長府寺社巡りー」
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<内容>
古代に国府が置かれて以来、長門国の政治的中枢として繁栄した長府は、多くの寺社が所在する宗教の中心でもありました。
長門国の二宮として多くの人々の崇敬を集めた忌宮神社は、仲哀天皇や神功皇后の伝承を今に伝えるとともに、一宮である住吉神社と一体となって神事を執り行っていました。また、長府の町は、忌宮神社の門前町としての側面を有しており、住民たちは、神社の祭礼の担い手として躍動しています。
また、長府には、奈良時代に誕生した国分寺や国分尼寺をはじめ、仲哀天皇所縁の霊跡として知られた極楽寺、長門守護北条氏の後援で開かれた長福寺など、多くの寺院が存在しました。これらの寺院は、時代の移り変わりのなかで名称や宗派を変えることもありましたが、信仰の拠点として人々の生活と密接に結び付きながら存続しています。
本展は、長府に所在する寺社と神仏にまつわる伝承について紹介するとともに、時代による寺社の変遷や人々の信仰のあり方に迫ります。
<会期中のイベント>
■企画展関連講座
(1)長門一宮・二宮の祭礼と長府の住民
(2)戦国大名毛利氏と禅宗寺院
日時:(1)令和7年2月23日(日)・26日(水)
(2)令和7年3月19日(水)・22日(土)
※時間はいずれも10:30〜11:30
※いずれも同じ内容です。
※いずれも講座終了後、展示解説を行いす。
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 岡松仁
場所:下関市立歴史博物館 ガイダンス交流室
定員:各回35名 要予約
令和7年2月7日(金)9:30より電話、または歴史博物館受付にて受付開始
資料代:300円
<休館日>
毎週月曜日(2月24日(月・振休)は開館し、翌25日(火)に休館)
<観覧料>
一般:210円(160円) 大学生等:100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)