企画展
「英雄」の素顔―武将たちの虚像と実像―

<内容>
源平の合戦で華々しく活躍した武将たちや、乱世において覇を競った戦国の群雄たちは、現代でも多くの人々の心を惹きつけてやみません。
平家追討を指揮した源義経は、平家滅亡後の転落や悲劇的な最期が人々の同情を誘い、その人気は「判官贔屓」という言葉さえ生み出しました。しかし、高い知名度を誇る一方で、実際の義経の姿は、謎の多い前半生や合戦に関する数々の伝承によって覆い隠されています。
戦国大名毛利元就は、安芸国の地方領主であった毛利氏を中国地方の覇者へと飛躍させ、中興の祖として称えられました。元就は軍略を重視しており、そのことは元就自身の言葉で確かめられるものの、江戸時代の軍記物などの影響で、実像以上に「謀略家」というイメージが広まっています。
本展は、後世「英雄」とされた下関ゆかりの武将たちについて、物語や伝承で語られる姿を紹介するとともに、信頼のおける資料から実際の姿に迫るものです。
<会期>
令和5年2月3日(金)から令和5年4月2日(日)まで
<休館日>
毎週月曜日
<観覧料>
一般 210円(160円)
大学生等 100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料
<ここがオススメ!>
・下関ゆかりの武将たちに関わる資料を多数展示!
・後世生み出された伝承と資料から判明する実際の姿を比較しながら紹介!
<会期中のイベント>
企画展関連講座
・開催日時(大好評につき追加講座決定!)
(1)「源義経ー「悲劇の名将」の誕生」
2月18日(土)10:30~11:30
2月19日(日)10:30~11:30
2月22日(水)10:30~11:30、13:30~14:30
(2)「毛利元就ー「謀将」イメージの広がり」
3月15日(水)10:30~11:30、13:30~14:30
3月19日(日)10:30~11:30、13:30~14:30
・開催場所
下関市立歴史博物館ガイダンス交流室
・講師 下関市立歴史博物館 学芸員 岡松仁
・資料代
300円
・定員
各回25名(要予約・先着順)
・予約方法
令和5年2月1日(水)午前9時30分より
電話(083-241-1080)又は博物館受付にて受付開始
企画展
タイムスリップ!―絵図・地図に描かれた昔日の下関
<内容>
江戸時代、現在の下関市域は萩・長府・清末の三藩の領地が入り組み、独自の藩政を展開。また、港を中心に海陸交通の要衝として発展し、様々な歴史的事件の舞台ともなりました。このような地域の歴史を示す建造物や当時の風景は、明治時代以降の近代化や、戦災、近年の都市開発などにより、多くが消失。現在では面影が残るのみです。
本展は、下関市に残る江戸時代から近代にかけての絵図や地図を展示し、昔日の当地の様子や街並みの変遷を紹介するものです。西日本屈指の海港都市として発展した下関の姿を振り返ります。
<会期>
令和5年4月7日(金)から令和5年5月28日(日)まで
<休館日>
毎週月曜日
<観覧料>
一般 210円(160円)
大学生等 100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料
<学芸員のオススメ!>
下関を描いた絵図や地図をまとめて展示します!
歴史や地図が好きな方はもちろん、歴史の資料は文字ばかりでむずかしい・・・
そう思っているあなたにもおすすめの展示です!
<会期中のイベント>
関連イベント(1) 講座&展示解説
・演題
「徹底解説!絵図・地図の見どころ」
・日時
4月22日(土)10:30~12:00、13:30~15:00 の2回開催
4月25日(火)10:30~12:00、13:30~15:00 の2回開催
※講座・解説各45分程度
・開催場所
下関市立歴史博物館
・講師
下関市立歴史博物館 学芸員 稲益あゆみ
・参加料
資料代300円+企画展観覧料
・定員
各回25名(要予約・先着順)
・予約方法
令和5年4月7日(金)午前9時30分より
電話(083-241-1080)又は博物館受付にて受付開始
関連イベント(2) 展示解説&長府街あるき
・日時
5月13日(土)10:30~11:45
5月21日(日)10:30~11:45
・集合場所
下関市立歴史博物館
・講師
下関市立歴史博物館 学芸員 稲益あゆみ
・参加料
企画展観覧料
・定員
各回15名(要予約・先着順)
・予約方法
令和5年4月7日(金)午前9時30分より
電話(083-241-1080)又は博物館受付にて受付開始