企画展「西国一の大港を支えた商人たち」


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<内容>
港町赤間関(下関)が、その長い歴史の中でも特筆すべき賑わいを見せたのが江戸時代です。江戸時代になると、国内の安定によって全国規模の海運網が整備され、下関海峡(関門海峡)では多くの航路が交わりました。全国各地の人・モノ・情報が集まった赤間関では、多くの商人が躍動することとなります。
赤間関商人の中心として本陣と大年寄を務めたのが、阿弥陀寺町の本陣伊藤家と西南部町の佐甲家です。両家の他、赤間関では問屋を始めとする多くの商家が軒を連ね、多彩な商売が展開されました。また、赤間関は、政治活動や文化交流の舞台でもあり、商人たちの活躍の場は経済活動だけに留まりませんでした。幕末には、多くの志士が赤間関商人との交流を持ったことが知られます。
本展覧会では、赤間関商家に伝来した資料などを通じて、「西国一の大港」と称されるほどの繫栄を遂げた江戸時代の赤間関の様相と、その赤間関を舞台に活躍した商家の姿を紹介します。
<パンフレット>
主な出品資料の図版や解説などを掲載したパンフレットを販売します。
▪江戸時代の赤間関の地図を掲載!
▪赤間関大繁栄のポイントとなった買積船や問屋の活動について解説!
<会期中のイベント>
企画展関連講座 江戸時代の赤間関における経済活動
日時:令和7年6月18日(水)・6月21日(土)※いずれも10:30~11:30
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 松田和也
場所:下関市立歴史博物館 ガイダンス交流室
定員:各回35名 要予約
令和7年5月16日(金)9:30より電話、または歴史博物館受付にて受付開始
資料代:300円
<会期>
令和7年4月18日(金)~令和7年6月29日(日)
<休館日>
毎週月曜日(5月5日は開館し、5月7日が休館)
<観覧料>
一般:210円(160円) 大学生等:100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)