下関市立美術館・下関市立歴史博物館共同企画展
「菊舎 旅と友を愛したひと ―ふるさと編―」
チラシのダウンロードは
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街道や宿場が整備され、多くの人々が旅を楽しんだ江戸時代。そのなかでもひときわ輝きを放つのが、田上菊舎です。
菊舎は、現在の下関市豊北町田耕の出身。若くして夫を亡くすと、風雅の道に生きることを決意し、俳諧修行の旅に出ます。全国各地の文人たちと交流するなかで、菊舎は、俳諧のほかにも様々な文芸を身に付け、数多くの作品を遺しました。
諸芸を磨きつつ菊舎が旅した距離は、2万キロに及ぶともいわれます。晩年の菊舎は、家族が住む長府に落ち着き、亡くなるまで創作活動に励みました。
下関市立美術館と下関市立歴史博物館の共同で開催する本企画展では、市内の個人所蔵家のコレクションを通じて、旅をこよなく愛し、探究心の赴くままに学び続けた菊舎の魅力を紹介します。下関市立歴史博物館では、ふるさととのつながりを中心に菊舎の作品を展示します。
下関市立美術館にて開催するー旅編ーは
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<会期>
令和6年6月7日(金)から令和6年7月21日(日)まで
※歴史博物館会期
<会場>
下関市立歴史博物館 企画展示室
(下関市長府川端二丁目2番27号)
<会期中のイベント>
企画展関連講座(1) 菊舎入門
日時:令和6年6月19日(水)・6月23日(日)※いずれも10:30~11:30
講師:下関市立歴史博物館 学芸員 松田和也
内容:田上菊舎の生涯をご紹介します。※各回内容は同じ
企画展関連講座(2) 菊舎が生きた時代
日時:令和6年7月3日(水)・7月7日(日)※いずれも10:30~11:30
講師:下関市立美術館 学芸員 関根佳織
内容:菊舎と同時代の絵師の作品を紹介します。※各回内容は同じ
(1)(2)共通
場所:下関市立歴史博物館 ガイダンス交流室
定員:各回35名 要予約
令和6年6月7日(金)9:30より電話、または歴史博物館受付にて受付開始
資料代:300円
ギャラリートーク
日時・場所
令和6年6月12日(水)
歴史博物館10:30~11:10 美術館13:30~14:10
令和6年6月15日(土)
歴史博物館10:30~11:10 美術館13:30~14:10
※予約不要・要観覧券
俳句相撲選手権 美術館場所
下関市内の小学校4年生~6年生から募集した俳句のうち、菊舎顕彰会での予選を通過した24作品で俳句相撲を開催。会場の観覧者が挙げたうちわの数で勝敗を決します。みなさまぜひご来場ください。
日時:令和6年6月30日(日)13:00~16:00
場所:下関市立美術館 講堂
作品展示
予選を通過した24作品は、7月2日(月)から7月21日(日)まで下関市立歴史博物館エントランスにて展示します。
<休館日>
毎週月曜日(7月15日は開館し、翌16日休館)
<観覧料>
一般:210円(160円) 大学生等:100円(80円)
※( )内は20名以上の団体料金
※下関市内に居住する65歳以上の方は観覧料100円(要公的証明書)
※18歳以下の方、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料(要公的証明書)