皆さん、こんにちは!
今回は、現在開催中の特別展「天下人との邂逅ー海峡の戦国史 第3章ー」から、おすすめの資料をご紹介します。
今回ご紹介するのは、豊臣秀吉の肖像画で、備中足守藩主木下家の菩提寺である大光寺に伝わったものです。
足守藩主木下家は、秀吉の正室北政所の兄杉原孫兵衛が、義弟秀吉の名字を名乗り、木下家定と改名したことに始まります。
ちなみに、小早川隆景の養子となって小早川家を継ぎ、関ヶ原の合戦で東軍についた秀秋は、家定の実子にあたります。
この画像は江戸時代のもので、没後神(「豊国大明神」)として祀られた秀吉を描いています。
山口県下初公開資料であり、展示期間中は通期で展示していますので、ぜひこの機会に博物館でご覧ください。