| 2025-12-21 | 特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」出品資料紹介2 特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」出品資料紹介です。こちらは、陣中の毛利元就が城で待っている継室の小幡氏に送った手紙。冬に送られたようで、寒い思いをしていないだろうかと心配しています。小幡氏に送られた手紙はこの他にも遺されており、「早くあなたの下に帰りたい」「帰ったら何でも望みを叶えてあげましょう」など元就の思いやりがあふれています。なお、元就には小幡氏を含めた3人の継室がいましたが、みんな仲が良く、協力して元就を支えていました。元就の活躍は、彼女たちの支えあってこそのものだったのでしょう。 |
| 2025-12-07 | 特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」出品資料紹介1 特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」出品資料紹介です。こちらは毛利一族の小早川隆景が、家臣の井上春忠と粟屋盛忠に送った手紙。小次郎という若い家臣が仕事を怠けていると批難し、10日ほど縁を切ると述べています。春忠と盛忠は若い頃から隆景に仕え、高く評価されていた家臣です。隆景によると、盛忠は最近の者が10人でやる仕事を1人でこなしていたそうです。そんな2人に比べると、小次郎の働きが物足りなかったのでしょう。本当に小次郎が不甲斐なかったのか、隆景の求めるレベルが高すぎたのかは分かりませんが、いつの時代にも「最近の若者は~」という愚痴はあったようです。 |
| 2025-11-21 | 特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」開幕 本日から特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」が始まります。戦国時代や江戸時代に交わされた毛利家の人々の手紙を分かりやすく紹介します。初公開となる資料も出品されます。当館HPのブログや、公式SNSでは注目資料や見どころを発信しますので、こちらもぜひお見逃しなく! |
| 2025-11-17 | 特別展「思い出の下関」閉幕 昭和100年記念特別展「思い出の下関」は、11月16日をもって終了いたしました。展示室で多くの方の思い出話をうかがうこともでき、充実した展示となりました。ご観覧・ご協力いただき、ありがとうございました。もし見逃してしまったという方は、図録を販売しておりますので刊行物・グッズのページをご覧ください。 次回の展示は、特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」です。11月21日の開幕をお楽しみに! |
| 2025-11-13 | 特別展「思い出の下関」資料紹介6 昭和100年記念特別展「思い出の下関」より、注目資料を紹介します。今回は「関門橋工事アルバム」です。 関門橋は、昭和43年に起工。開通したのは、昭和48年11月14日のことです。本資料は、基礎工事が始まった昭和44年頃から開通する昭和48年までの現場写真や、関連記事などを全15冊にまとめたアルバム。当時長府在住であった一個人の手によるもので、市民が見た関門橋建設時の状況を詳しく知ることができます。アルバムに収められた写真や記事の中には、橋に関連した周辺の地域状況を写したものもあります。こちらは、橋の開通で客が増えることを予想してオープンしたというレストランの写真。屋根に飛行機が乗った... |