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「誠之 三吉慎蔵―幕末・明治を生きたサムライ」紹介(12)

2021-12-13 (Mon) 09:34
近年、周りに迷惑をかけずに人生を終わるための準備「終活」をされる人が、少なくないようです。
「終活」という言葉は、近年使われ始めたものですが、それ自体は新しいことではなく、今回初公開となる「死去始末」でも確認できます。

「死去始末」は、自らが他界した直後から埋葬に至るまでの遺族の対応を、事細かく記したものです。役場への死亡診断書の提出から始まり、棺は並レベルとし、その覆いは白麻木綿に限ること。出棺時間は午後1時で、葬儀当日の御礼は、茶菓とすることなどが記され、巻末には、分相応の墓を建てるようにと形状まで描いています。葬儀費用の預け先も載っていて、遺族も安心の一冊になっています。

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