明治22年(1889)11月21日から27日にかけて、慎蔵夫妻は欽麗院(長府藩12代藩主毛利元運の正室)の付き添いとして、熱海温泉を訪ねました。齢72となった欽麗院の湯治が目的だったようです。
この間、3人は身体測定を実施。結果は次のとおりです。
欽麗院の体重・・・9貫750目(約36.6kg)
慎蔵の身長・・・5尺2寸(約157.6cm)
体重・・・12貫400目(46.5kg)
イヨの身長・・・4尺8寸(約145.5cm)
体重・・・14貫573匁174(約54.6kg)
慎蔵もイヨも、江戸時代の平均的(推定)な背丈だったのかな。