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「誠之 三吉慎蔵―幕末・明治を生きたサムライ」資料紹介(5)

2021-11-26 (Fri) 14:55
明治3年(1870)11月29日、帰藩のため東京を出帆した木戸準一郎(孝允)は、途中下関を経由して慎蔵と会談する予定でした。ところが、急用で京摂間に留まることとなり、慎蔵も12月11日に元敏の上京に従って長府を経ったため、会うこと叶いませんでした。写真は、慎蔵の上京を知った木戸が、滞在中の大阪から送ったもので、「甚残念」と記しています。

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この頃木戸は、廃藩を目指し、それを方向付ける端緒として、薩・長・土の3藩兵による御親兵の設置を考えていたようです。木戸は慎蔵に会い、手紙に記す「皇国全体ノ大形」を調えるための具体策等を直接伝え、豊浦藩(旧長府藩)の協力を求めるつもりだったのかもしれません。
なお、豊浦藩では、明治4年の御親兵創設に際して、100人の士卒を選出しています。

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