特別展「手紙で辿る毛利家の喜怒哀楽」出品資料紹介です。
こちらは、陣中の毛利元就が城で待っている継室の小幡氏に送った手紙。冬に送られたようで、寒い思いをしていないだろうかと心配しています。小幡氏に送られた手紙はこの他にも遺されており、「早くあなたの下に帰りたい」「帰ったら何でも望みを叶えてあげましょう」など元就の思いやりがあふれています。
なお、元就には小幡氏を含めた3人の継室がいましたが、みんな仲が良く、協力して元就を支えていました。元就の活躍は、彼女たちの支えあってこそのものだったのでしょう。