皆さん、こんにちは!
歴史博物館では、昨日から企画展「平安時代と王朝文学ー下関伝来の源氏物語ー」を開催中です。
会期中、このブログでは、おすすめの展示品や平安時代に関するさまざまなエピソードをご紹介したいと思います。
第1回目は、展示品のなかから、「狩野雅信筆 源氏物語図屏風」(下関市立美術館蔵)をご紹介します。
この図屏風は、日本近代画の父といわれる狩野芳崖の師狩野雅信の作品です。
屏風は1双(2点)で、それぞれ「絵合」と「胡蝶」を題材にしています。
高さが1.7m以上、幅が6m以上もあることから、非常に見ごたえのある作品です。
年明けからは、展示替えで別の図屏風に替えますので、ぜひそれぞれの図屏風をご覧ください。
絵合については、後期に展示する図屏風でも描かれていますので、比較してみても面白いかもしれません。
なお、博物館では今回の展示のパンフレットを販売しております。
2種類の図屏風の写真も掲載していますので、そちらもぜひお買い求めください。