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企画展「長府毛利家遺品―下関に託された至宝―」資料紹介4

2022-12-04 (Sun) 09:56
企画展「長府毛利家遺品―下関に託された至宝―」資料紹介。
こちらは、永禄6年(1563)閏12月、毛利元就の3男である小早川隆景が、安芸国興禅寺の住持策雲玄龍に送った書状です。

隆景書状
 
この年の8月4日、元就の長男である毛利隆元が急死し、毛利氏は大きく動揺していました。とくに、我が子に先立たれた元就の慟哭は、筆舌に尽くしがたいものがあったようです。
 
本書状には、隆元の跡を追って死にたいなどと悲嘆し、自暴自棄になる元就の様子が、記されています。
隆景は、必死に元就を励ますとともに、策雲に対して、隆元の遺児幸鶴丸(のちの毛利輝元)と毛利氏のための祈念を依頼。さらに、身を砕いて子としての務めを果たし、それを亡き隆元への餞にするという自らの決意を述べています。
 
志半ばで斃れた隆元・失意の元就・遺された幸鶴丸への想い、そして、何としても毛利氏を守り抜くという隆景の覚悟が刻まれた書状です。
通期で展示しておりますので、ぜひご覧ください!

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