企画展「串崎城」展示中の「三郡之絵図」。
長府藩領を描いた絵図で、縦117.5センチ横163.6センチの大きさです。
承応2年(1653)、清末藩が創設される際に、江戸城において老中が見たものです。長府藩領から清末藩領となった村や浦には朱印が付されています。
大きな絵図ですが、今回は覗きケースで展示しておりますので、間近でみることができます
ガラス面から資料までの距離は約20センチ。わずか20センチです。

承応2年には、串崎城はすでに破却されていますが、城があった場所には「古城山」と記されています。この場所からは、関門海峡と瀬戸内海の両方を見渡すことができます。

当時の長府藩領を間近でじっくりご覧ください!