海峡に育まれた下関の歴史と文化
-海峡の歴史に未来が見える​-
 
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2025-05-31 企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介3
企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介です。こちらは、赤間関の本陣と大年寄を務めた佐甲家に伝来したウィローパターン皿です。ウィローパターン皿とは、男女の恋の物語をモチーフにした白色陶磁器で、ウィローは柳を意味します。その物語とは、柳の木のある豪邸に住む富豪の娘が家来の青年と身分違いの恋に落ちるというもの。富豪は、娘を他の富豪と結婚させますが、結婚式当日、娘は青年とともに逃げ出しました。2人は富豪に追われながらも島へ逃げ延びます。しかし、最終的には元結婚相手が差し向けた軍勢によって命を落とすこととなりました。憐れに思った神様が2人を鳥に変えると、2羽は仲良く空の彼方へ飛んでいきます。...
2025-05-17 企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介2
企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介です。こちらは赤間関の稲荷町にあった大阪屋の遊女を描いた錦絵です。遊女の背後には大阪屋ののれんが見えます。稲荷町は、隣接する裏町とともに赤間関の遊郭街として全国的に知られていました。幕末の志士も多くこの稲荷町に足を運んでおり、坂本龍馬が稲荷町で遊んで朝帰りをして、妻のお龍に謝罪した歌なども遺っています。大阪屋は、その稲荷町の中でも屈指の歴史と規模を誇る店です。現在の下関市赤間町駐車場の裏辺りにありました。錦絵に描かれているのは、大阪屋で名を馳せた紅葉という遊女です。先帝祭で、今の赤間神宮である阿弥陀寺に参拝した後、高下駄を脱ぎ捨てて着物を汚して...
2025-05-02 企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介1
企画展「西国一の大港を支えた商人たち」出品資料紹介です。こちらは江戸時代の赤間関一帯を描いた「伝狩野晴皐筆赤間関絵図」です。当時の赤間関は、現在赤間神宮のある阿弥陀寺町辺りから海峡ゆめタワーのある豊前田町辺りまでの範囲でした。画像は、各地から来港する廻船を相手に取引を行う問屋が多く軒を連ねた西南部町から東細江町辺りの部分です。多くの船が停泊している様子が分かります。江戸時代、関門海峡では国内の主要航路が交わり、全国各地から多くの人・モノ・情報が集まった赤間関は、西日本屈指の港湾都市として栄えることとなります。
2025-04-18 企画展「西国一の大港を支えた商人たち」開幕
本日から企画展「西国一の大港を支えた商人たち」が始まります。江戸時代、赤間関(下関)はその長い歴史の中でも特筆すべき賑わいを見せ、「西国一の大港」などと呼ばれました。本展覧会では、その赤間関を舞台に躍動した商家の姿をご紹介します。出品目録など詳しい内容は展示情報のページからご覧ください。当館HPのブログや、公式SNSでは注目資料や見どころを発信しますので、こちらもぜひお見逃しなく!
2025-04-01 企画展「神と仏の物語」おすすめの逸品の紹介(5)!
皆さん、こんにちは!現在開催中の企画展「神と仏の物語ー長府寺社巡りー」のおすすめ資料のご紹介の第5弾です。平安時代の制作と推定されているこの木像は、一木造(いちぼくづくり)の女神像で、一説によれば神功皇后像ではないかといわれています。日本では、もともと在来の神をかたどった礼拝対象はもちませんでしたが、仏像の影響を受けて神像がつくられるようになりました。長府博物館から歴史博物館に受け継がれてきたこの女神像が、本来どの神社で祀られていたのかは不明ですが、長門国の一宮である住吉神社には、同じような女神像が伝わっているようで、礼拝対象としての女神像の広がりが注目されるところです。神功皇后は仲哀天皇の后...
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