ブログ blog page

企画展「清末毛利家」(2)

2024-03-10 (Sun) 09:33
企画展「清末毛利家」出品資料紹介。

稲葉書状案

こちらは、承応2年(1653)7月に、小田原藩主稲葉正則が江戸幕府大老へ送った書状の写しです。
この月、2代長府藩主毛利光広が、4歳の息子右京を遺して死去しており、本資料で正則は、右京への家督相続と、光広の弟である元知を分家独立させて右京の支えとすることを訴えています。
 
正則は、初代長府藩主毛利秀元の娘を正室としていました。元知の分家独立は、秀元の願いでもあったため、正則は親類としてその実現に奔走したのです。
親類大名の心強い支援の下、長府毛利家を支える家として、元知を初代とする清末毛利家が誕生したのでした。

Contents menu

RSS Category

購入方法

図録等刊行物、講座テキスト及びミュージアムグッズの郵送販売を承っております。なお、ミュージアムグッズのページはこちらです。下記の申込書をダウンロードしていただき、ご記入の上、購入刊行物の合計金額分の定額小為替もしくは現金書留とともに下関市立歴史博物館宛までお送りください。お申込みいただいた刊行物等は、原則送料着払いで送付いたします。なお、発送方法については、レターパックまたは定形外郵便での対応も可能です。ご希望の方は、必ず事前にご相談ください。(送料分の切手やレターパックを送っていただく必要があります。)※下記の申込書をダウンロードしてください。(1­)図録刊行物購入申込書(p­d­f­)(2­)図録刊行物購入申込書(.­.­.­
ページ最上部へ