みなさんこんにちは
開催中の企画展「殿様アート」の出品資料のご紹介です。
こちらは江戸時代に長府毛利家が作製した筆跡観賞アルバムである手鑑「毛利家御手鑑」。毛利一族の筆跡が集められています。
展示部分には、戦国大名毛利元就の4男元清・7男元政・8男元康・9男秀包がそろい踏み。
三本の矢とともに一族を支え、活躍した顔ぶれです。
ちなみにこれは小早川秀包筆とされる手習書。
「いろはにほへと~」のいろは歌などがしたためられています。
いろは歌は、47字のかなで作られた歌。かなの学習や、習字の手習いなどとして古くから使われてきました。
書状や和歌からこのような手習書まで様々な作品に触れることができるのも手鑑の面白さですね。