企画展示 企画展示のご案内

展示前室

平成29年度 特別展示・企画展示スケジュール

特別展示
展示名称 会期(予定)
坂本龍馬没後150年記念特別展
龍馬がみた下関
平成29年10月14日~平成29年12月10日
特別展
朝鮮通信使-日韓の平和構築の歴史
平成30年2月3日~平成30年3月11日
※特別展示の観覧料は、別に定めます。
※展示名称は仮称であり、会期は予定であるため、変更する場合がございます。
 
企画展示
展示名称 会期(予定)
高杉晋作没後150年記念企画展
焦心録-晋作が翔けた下関
平成29年4月1日~平成29年5月28日
企画展 江戸の女子旅―女流文人田上菊舎 平成29年6月1日~平成29年7月30日
企画展 シーボルトと下関-日蘭交流の軌跡 平成29年8月5日~平成29年10月9日
企画展
戦国大名毛利元就-元就から元清・秀元へ-
平成29年12月16日~平成30年1月28日
企画展 幕末のメディアと下関 平成30年3月17日~平成30年5月6日
※展示名称は仮称であり、会期は予定であるため、変更する場合がございます。

企画展「シーボルトと下関―日蘭交流の軌跡」 平成29年8月5日~10月9日

江戸時代、長崎出島で外交を許されたオランダは、西洋の様々な文物や技術などを日本にもたらし、その先進文化は多種多様な形で各地へ波及しました。特に、下関では、定期的に実施されたオランダ商館長の江戸参府が、経済や文化などの発展に大きな影響を与えています。
文政9年(1826)には、オランダ商館長スチュルレルに随行したシーボルトが、江戸参府の途次に下関へ立ち寄りました。本陣の佐甲家及び伊藤家をはじめ、下関の人々と交流し、また下関海峡の潮流や水深を調査、昆虫や海洋生物等を採集するなど、当地でも精力的に研究活動を行っています。
本展は、下関市立美術館の企画展「ロシア科学アカデミー図書館所蔵川原慶賀の植物図譜」にあわせて開催するものです。シーボルトと親交を深めた下関の人々を紹介するとともに、当地における日蘭交流の軌跡について理解を深めていただければ幸いです。

企画展「シーボルトと下関―日蘭交流の軌跡」リーフレット(出品資料リストを掲載しています)

9月4日以降、展示資料の一部変更がございますので、お知らせいたします。
46.生機論 巻之上 47.紀州産鯨について[複製]
50.山口行斎遺品 蘭語医学書 49.映山塾方府
53.塩の製造について[複製]
55.日本における茶樹の栽培と茶の製法[複製]
57.薬品応手録
61.諸勤録 63.蘭語発音覚
参考.万国幟印(個人蔵) 参考.阿蘭陀本草図経写(当館蔵)

主な出品資料
 
オランダ使節 下関海峡図 眼科手術器具
オランダ使節の行列
(シーボルト記念館)
ファン・デル・カペレン海峡の景
(シーボルト記念館)
シーボルト旧蔵眼科手術器具
(シーボルト記念館)
海岸沿いを進むオランダ商館長一行を描いたもの。シーボルト著『NIPPON』の挿図として使用されている。 下関海峡を描いたもので、画面向かって左下に測量を実施するシーボルト一行が見られる。 文政10年(1827)、伊藤昇廸が長崎でシーボルトから譲り受けたもの。

第1章 オランダ商館長の江戸参府
当初、肥前平戸に設置されたオランダ商館は、寛永18 年(1641)に「鎖国」が確立したことに伴い、江戸幕府の命によって長崎の出島に移転。以後、幕末に至るまで、カピタンと称された商館長以下10 名前後の商館員が居留し、日蘭貿易の発展に尽力しています。
オランダ商館長の江戸参府は、江戸に赴き将軍に拝謁して貿易継続の謝意を表すとともに、献上品を将軍や幕府の要人に届けることを目的としていました。また、商館長一行にとって、江戸参府は出島での不自由な生活から解放され、「鎖国」下の日本について情報を得ることができる唯一の機会でした。一方、各地の大名や学者をはじめとする日本人にとっても西洋の新しい知識や文化を吸収できる数少ない好機だったのです。
主な展示資料 所蔵
長崎港と湾の眺望(『NIPPON』挿絵)                       シーボルト記念館
オランダ使節の行列(『NIPPON』挿絵) シーボルト記念館
画本東都遊 中巻 シーボルト記念館
奥平昌高蘭文詩【重要美術品】 個人
ブロンホフ筆 奥平昌高賛詩【重要美術品】 個人

第2章 商館医シーボルト
オランダ商館には、常時1 人の医師が赴任しました。幕末に商館が廃止されるまで、約150 人の商館付医師が派遣されています。その任務は商館員の健康管理でしたが、日本人に治療を施し、医学を伝授することもありました。
シーボルトは、文政6 年(1823)に商館医として赴任。間もなくして、幕府の長崎奉行から鳴滝(長崎郊外)に塾の設置を許可され、美馬順三、岡研介、高野長英、伊藤圭介など多くの門人に医学教育を行うとともに、その門人たちから日本研究のためのオランダ語論文を提出させました。
文政9 年(1826)の江戸参府の途次には、各地から集まった医家に西洋医学や蘭学を教授し、また医家が連れて来た患者への施術を行っています。加えて、動植物の採集、測量、観測などを実施し、様々な分野において日本の情報を入手しました。
シーボルトは日本に自然科学に関する知識や技術をもたらし、医学の発展に重要な役割を果たしただけでなく、日本で収集した鉱物、動物、植物などを体系的にまとめ、オランダをはじめ西欧に日本の社会や歴史を紹介しています。
主な展示資料 所蔵
シーボルト旧蔵眼科手術器具 シーボルト記念館 
シーボルト免許状【重要美術品】 シーボルト記念館
伝シーボルト使用コーヒーカップ シーボルト記念館 
伝シーボルト使用ナイフとフォーク シーボルト記念館
シーボルト使用手術器具[複製] シーボルト記念館

第3章 シーボルトと下関
文政9 年(1826)、シーボルトは江戸参府の往路・復路ともに下関を訪れました。当地に滞在中、本陣の佐甲家及び伊藤家をはじめ、下関の人々と交流を深めるとともに、下関海峡(関門海峡)の潮流や水深を調査、昆虫や海洋生物等を採集するなど精力的に研究活動を行っています。
特に、下関が国内の海上交通と商業の要衝であることを認識していたシーボルトは、海峡の地理的情報の収集と詳細な海図の作成を、出発前から重要な目的の1つに位置づけていました。そのため、当地では地理学的な測量及び景観の観察を行うとともに、随行の絵師川原慶賀に各所のスケッチをさせ、綿密な調査を実施しています。
また、シーボルトは下関で門弟たちとの再会を楽しみにしていました。山口行斎・高良斎らはシーボルトの調査活動に協力し、高野長英や杉山宗立らはシーボルトが求める日本研究に関する論文を提出しています。シーボルトは、再会した門弟たちの熱心で誠実な行動にいたく感動したようです。
主な展示資料 所蔵 
NIPPON初版本 第1巻 シーボルト記念館  
日本動物誌 哺乳類編 シーボルト記念館
ファン・デル・カペレン海峡の景(『NIPPON』挿絵) シーボルト記念館
松岡道遠肖像画 狩野芳崖筆 当館
金彩碗皿 贈シーボルト 個人






 


第4章 下関の日蘭交流
オランダ商館長の江戸参府に始まった下関における日蘭交流。そのため、下関は、江戸時代を通じて、西洋の先進的な知識や文化を定期的に享受し続ける恩恵を受けています。
しかし、下関の人々は、彼らがもたらす知識に飽き足らず、自らが長崎や江戸などに出向き、蘭学等を修得して地元に持ち帰ることで、医学をはじめ各分野に影響をもたらしました。下関の人々が抱く好奇心、意欲の大きさをうかがい知ることができます。
さらには、下関で開業したシーボルトの門弟である山口行斎・岡研介のもとには多くの門人が集まるなど、当地が蘭学教育の一大拠点であったといっても過言ではないでしょう。
幕末には、日蘭の間で、下関海峡を舞台に攘夷と報復が行われましたが、当地における日蘭交流の軌跡は、明治維新後に迎える近代化の拠所になったと考えられます。
主な展示資料 所蔵 
万国航海図 当館  
オランダ図物 写 個人
ウィローパターン皿 個人
鷹山焼 染付楼閣山水皿文 当館
古谷道庵日乗 当館






 
 

・会期及び観覧料等
会期 平成29年8月5日(土)から
平成29年10月9日(月・祝)まで
観 覧 料 一  般 100円(80円)
大学生等 50円(40円)
※( )内は20名以上の団体料金
※観覧料が無料となる方は、博物館案内でご確認ください。
 ※ご来館された方には、下関市立美術館の特別展「川原慶賀の植物図譜」をデザインした"オリジナルしおり"をプレゼントいたします。なお、下関市立美術館では、当館企画展「シーボルトと下関」をデザインした"オリジナルしおり"をプレゼントいたしますので、両館の展示をお楽しみいただけると幸いです。

次回特別展 坂本龍馬没後150年記念
「龍馬がみた下関」 平成29年10月14日~12月10日

土佐出身でありながら、活動の場を広く藩外に求めた坂本龍馬。彼の足跡は全国各地に遺っていますが、下関も例外ではありません。「薩長和解」に始まる「薩長盟約」の締結に向けた周旋、高杉晋作とともに戦った「小倉口の戦い」など、幕末史に深く刻まれた事件、事象の当事者として知られています。また、下関を拠点とした新規事業を計画、実行した龍馬の経済活動を支える重要な地であったと推察されます。さらに、愛妻お龍と新婚生活を送り、親しい友人と楽しい一時を過ごすなど、龍馬の日常を垣間見ることができます。
本展は、坂本龍馬没後150年を記念して開催するもので、下関の人々との交流を中心に、龍馬の足跡を紹介いたします。様々な資料から、龍馬と下関の深い関わりを再認識していただければ幸いに存じます。また、この機会に、当時の写真や絵画などから、龍馬の目に映った幕末の下関に思いを馳せてみてください。
※チラシのダウンロードはこちらから 特別展「龍馬がみた下関」チラシ

・主な展示予定資料
資料名 所蔵
青山小三郎上京中日記※1                       国立国会図書館
坂本龍馬書状 渋谷彦介宛 慶応元年閏5月5日 鹿児島県歴史資料センター黎明館
坂本龍馬書状 家族宛 慶応元年9月7日 高知県立歴史民俗資料館
高杉晋作詩書扇面(坂本龍馬に贈ったもの) 個人/当館寄託
京坂書通写 慶応二年丙寅正月より 鳥取県立博物館
西郷隆盛所用赤間関硯(三吉慎蔵が贈ったもの)※1 公益財団法人荘内南洲会
下関戦図 溝渕広之丞・坂本龍馬作 高知県立歴史民俗資料館
崎陽新聞(吉村荘右衛門筆)※2 熊本県立図書館
坂本龍馬書状 三吉慎蔵宛 慶応2年8月16日 個人/当館寄託
坂本龍馬和歌短冊 個人/当館寄託
坂本龍馬書状 河田左久馬 慶応3年2月14日※1 個人
坂本龍馬書状 印藤聿宛[4通] 京都大学附属図書館
坂本龍馬書状 伊藤九三宛 年月日不詳4日 個人
坂本龍馬書状 伊藤九三宛[13通]※3 個人/当館寄託
坂本龍馬書状 お龍宛 慶応3年5月28日 京都国立博物館
坂本龍馬書状 佐々木高行宛 慶応3年8月頃 福岡市博物館
坂本龍馬書状 佐々木高行宛 慶応3年9月頃[3通]※3 大洗町幕末と明治の博物館
坂本龍馬筆 新政府綱領八策 当館
※1 展示期間:前期(平成29年10月14日~11月12日)
※2 展示期間:後期(平成29年11月14日~12月10日)
※3 展示期間:前期・後期で展示部分を変更
出品予定資料の詳細はこちらをご覧ください。

・会期及び観覧料等
会期 平成29年10月14日(土)から
平成29年12月10日(日)まで
観 覧 料 一  般   500円(400円)
大学生等 300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
※観覧料が無料となる方は、博物館案内でご確認ください。
※展示の詳細については、随時公開していきます。

・特別展会期中の特典
(1)来館された方は、坂本龍馬が座るベンチで記念撮影ができます。
(2)来館された際、博物館公式アプリをダウンロードしている方に限り、坂本龍馬(立像写真)と一緒に写真撮影ができます。

・関連イベント
名称 坂本龍馬没後150年記念シンポジウム「志士たちがみた下関―希望の街へ」
日時 平成29年10月28日(土) 13:30~16:30
場所 下関生涯学習プラザ(ドリームシップ) 大ホール(海のホール)
内容 第1部 基調講演
演題 「薩長同盟成立の深層―下関から京都へ、薩長会談はいかに行われたか」
講師 桐野作人氏(歴史作家・武蔵野大学政治経済研究所客員研究員)
第2部 シンポジウム
テーマ 「志士たちがみた下関―希望の街へ」
パネリスト
・西郷隆夫(西郷隆盛の子孫)
・坂本匡弘(坂本龍馬の子孫)
・三吉治敬(三吉慎蔵の子孫) 
・伊藤根広(伊藤九三の子孫)
・白石尚之(白石正一郎の子孫)
コーディネーター    
・下関市長 前田晋太郎
募集 先着順となります。
住所・氏名・電話番号・同伴者のある方はその人数を必ず記載してください。
電話・ファックス・郵送にて下関市立歴史博物館へお申し込みください。
締め切り:平成29年10月15日(日) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

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