3月もあっという間に過ぎ去り、2021年度(令和2年度)の最終日となりました。
さて、今日も特別展 海峡に魅せられた幕末の英傑 のイッピンを紹介します。
京都国立博物館さんが所蔵する重要文化財の書画貼交屏風(血染屏風)です。こちらは、坂本龍馬が暗殺された京都河原町の近江屋二階の一室に飾られていたもので、屏風の左下の猫図のあたりに多数の血液が付着しています。光線の角度により、生々しい赤色を見ることができ、暗殺現場の凄惨さを伝える遺品となります。
こちらの屏風は前期(3月19日~4月18日)のみの展示となりますので、この機会にぜひご覧ください。
なお、後期(4月20日~5月16日)は同じく暗殺現場となった部屋の床の間に掛けられていた梅椿図(血染掛軸)に展示替えとなります。