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企画展見どころ紹介

2020-06-20 (Sat) 13:51
みなさんこんにちは
現在開催中の企画展「志士たちが遺したことば」の見どころ紹介
今日は「23乃木希典書状」です

明治25年(1892)、乃木希典が、旧友の桂弥一に送った書状。当時、乃木さんは陸軍を休職して、栃木県那須野で農耕生活を送っていました。
書状では、農作業ののち、泥と汗にまみれた服を脱ぎ、風呂に入って酒を呑んでから眠るという生活の様子が紹介されています。

秀逸なのは、「晩酌の写真ちょっとご覧に入れ候」と述べて描いたゆるめの自画像。
乃木1
晩酌の時間なので、ロウソクには火が灯り、ひげを生やした乃木さんは、右手に湯呑を持っています。傍らにみえる瓢箪(ひょうたん)には、酒が入っているのでしょう。
周囲に本が広がっているのは、学問好きな乃木さんらしいですね

さらに、注目すべきは、部屋に掲げられている額です。よーく見てみると「士規七則」と書いてあります。
乃木2
「士規七則」は、安政2年(1855)に、吉田松陰が作りました。人としてのあり方や、武士としての生き方などを七ヶ条にまとめたもので、松下村塾生らに受け継がれました。
乃木さんは、松下村塾生ではありませんが、恩師である玉木文之進から「士規七則」を贈られ、自らの指針にしたといわれています。

即興で描いたのでしょうが、実は芸が細かく、見どころ満載の乃木さんの絵。ぜひ展示室でじっくり観察してみてください。

※「23乃木希典書状」は、通期展示になります。
 

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