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特別展「関ヶ原―天下分け目と毛利氏の戦い」見どころ(4)

2019-09-27 (Fri) 19:27
10月1日(火)から開催の長府藩初代藩主毛利秀元生誕440年記念特別展「関ヶ原―天下分け目と毛利氏の戦い」。会場となる企画展示室では、10月1日のスタートに向けて着々と展示作業が進んでおります。
 
作業中の展示室
関ヶ原作業










 

さて、今回は出品資料のうちの「祖式家文書」を紹介します。「祖式家文書」は、吉川家家臣の祖式家に伝来したもので、のちに吉川家に献納されました(『大日本古文書 吉川家文書別集』所収)。
「祖式家文書」の中には、関ヶ原の合戦前後に、吉川広家が国元の家臣に送った書状が収められており、特別展ではそのうちの2通を展示します。
後期に展示する「吉川広家書状」(資料目録43)は、関ヶ原の合戦が行われる3日前、まさに東軍と対峙していた広家が送ったものです。両軍が激突する直前の現場の状況や毛利勢の様子などを伝え、最後には、この書状を絶対に他人に見せてはならないと念押ししており、当時の緊迫した空気が感じられます。
広家は、西軍の一員として軍事行動を展開する一方、東軍との和睦も模索していました。各地の戦況や武将たちの動向を注視し、毛利氏生き残りの道を探りつつこの書状を認めたのでしょう。
 
崩し字で書かれた当時の古文書は、読みづらいですが、注釈などをつけておりますので、そのときの状況や書き手の想いなどを想像しながら、ぜひご覧いただければと思います。

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