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テーマ展示「大名道具のきらめき」の一品紹介(3)

2018-03-05 (Mon) 08:42
雛祭りも終わり、春の嵐も過ぎ去り、いよいよ春を間近に感じるようになってきました。花粉症の私は、マスクが欠かせない日々が続いており、春の訪れをひしひしと感じています。
 
さて、今回もテーマ展「大名道具のきらめき」から展示資料を1点紹介します。
写真は、黒塗水ニ澤瀉紋櫛台です。長府毛利家の旧蔵品で、櫛や簪、化粧用の刷毛などが納められています。櫛には解櫛・梳櫛、撫櫛の目の粗さが異なる3種類あり、「三ツ櫛」と呼ばれました。

櫛台





















さて、前回に引き続き毛利家の家紋のお話を少し。
長府毛利家では、今まで紹介した「澤瀉」、「一文字三星」のほかに替紋として「菫」を使用しています。その理由は定かではないのですが…
正徳5年(1715)にまとめられた「長府毛利家の紋章に就いて」によると、長府藩3代藩主毛利綱元は、衣服に色々な紋を使用していたようです。
例えば、「七ツ行ノ雁」(綱元の曽祖父にあたる毛利元清の御紋といわれる)、「一本杉」「丸ノ内ニ本ノ字」「丸ノ内ニ立葵」(綱元の母が生まれた本多家の家紋といわれる)ものなどが挙げられます。
あくまでも個人的な推察ですが、色々と使用していた紋の中で、長府毛利家の替紋として「菫」が選ばれたのかしれないですね。
 
それでは、次回のテーマ展示は3月12日から「武家の装い」に替わりますが、もう少し毛利家の家紋について触れてみたいと思います。

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