SHIMOHAKU Web Site
ブログ
12-09 (Thu) 13:30
「誠之 三吉慎蔵―幕末・明治を生きたサムライ」紹介(10)
コメント(0)/トラックバック(0)
三吉慎蔵の遺言書の一つ「家事要件」。その「保護物」の項には、当時三吉家にあった9振りの刀(鎗、長刀を除く)が記されています。
このうち現存するのは、寺田屋事件の際に慎蔵が帯びていた大小と、慎蔵の孫梅子(次女トモの娘)に分与する予定だった兼次の短刀のみ。
龍馬の遺品(伝正宗)を含む6振りは、慎蔵の孫敬蔵(長男米熊の息子)の代までは、三吉家に遺っていたものの、第二次大戦中に供出し、その後行方知れずとなりました。



戻る

(c)shimohaku