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06-03 (Thu) 14:38
串崎城―長府に築かれた幻の城(3)
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企画展「串崎城」展示中の「三郡之絵図」。
長府藩領を描いた絵図で、縦117.5センチ横163.6センチの大きさです。
承応2年(1653)、清末藩が創設される際に、江戸城において老中が見たものです。長府藩領から清末藩領となった村や浦には朱印が付されています。

大きな絵図ですが、今回は覗きケースで展示しておりますので、間近でみることができます
ガラス面から資料までの距離は約20センチ。わずか20センチです。

承応2年には、串崎城はすでに破却されていますが、城があった場所には「古城山」と記されています。この場所からは、関門海峡と瀬戸内海の両方を見渡すことができます。


当時の長府藩領を間近でじっくりご覧ください!

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