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日清講和記念館
日清講和記念館概要
この記念館は、明治28年(1895)春、この地で開かれた日清講和会議と、下関条約と呼ばれる講和条約の歴史的意義を後世に伝えるため、昭和12年(1937)6月、講和会議の舞台となった春帆楼の隣接地に開館しました。
浜離宮から下賜されたといわれる椅子をはじめ、講和会議で使用された調度品、両国全権の伊藤博文や李鴻章の遺墨などを展示しています。また、館内中央には講和会議の部屋を再現し、当時の様子を紹介しています。
■草花文蒔絵硯箱
■フランス製のストーブ
■浜離宮から下賜された椅子
■再現した講和会議場
鉄筋コンクリート造、入母屋造、本瓦葺の記念館建物は、組物や懸魚(けぎょ)など細部に伝統的な意匠を用いて、威風ある外観を形成しています。これらの特徴が「造形の規範となっているもの」として評価され、平成23年(2011)1月26日、国の登録有形文化財に登録されました。
■インク壺とインクペン
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