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企画展「秋田寅之介と近代の関門海峡」見どころ紹介(7)

2020-12-27 (Sun) 08:29
開催中の企画展「秋田寅之介と近代の関門海峡」より、おすすめの資料を紹介していきます。
今回ご紹介するのは、「屋上庭園写真」です。

秋田屋上


































本資料は、昭和21年(1946)8月に朝日新聞の支局員が秋田商会ビルの屋上庭園から唐戸町を撮影したもの。画面手前には樹木の手入れをする寅之介が写っています。

昭和16 年(1941)、太平洋戦争が勃発。昭和19 年(1944)頃には関門地域へのアメリカ軍の攻撃が激しくなり、翌20 年6月・7 月には空襲によって下関市街が大きな被害を受けます。
しかし、この時、秋田商会ビルは損壊を免れました。耐火性・耐震性に優れた鉄骨鉄筋コンクリート造であることや、各開口部に設けられた鉄製の防火扉、東側に設置された防火壁など、建設時から防災・防火対策を施したことが功を奏しています。

昭和20年(1945)8月、日本の降伏により戦争が終結した後、寅之介は長年展開してきた朝鮮や満州などでの諸事業を失うこととなりました。しかし、商工省から依頼を受け石油増産事業に協力するなど国家の立て直しに寄与するとともに、国内で自らの事業を継続するなど、寅之介が熱意を失うことはありませんでした。
 

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